こんにちは。
新緑が深まり、あっという間に緑が生い茂ってまいりました。
※5月14日に栃木県では緊急事態宣言が解除されましたが、引き続き新型コロナウィルス感染拡大防止にご協力をお願いいたします。
また、県をまたぐ移動などはお控えいただきますようご理解くださいませ。
今回は、4月28日の沼ッ原湿原の自然情報をご案内いたします。
本日ご紹介する情報は、環境省那須管理官事務所の善養寺アクティブレンジャーよりいただきました。
沼ッ原湿原は標高1230mに位置する湿原で、春には植物や両生類を観察できるなど、那須地域の中でも自然豊かなエリアです。昭和天皇も何度も足をお運びになられた湿原です。
那須高原ビジターセンターからは車で約40分で行くことができます。
クロサンショウウオの乱塊です。
湿原は木道が整備されておりますので、散策しやすいコースとなっています。
こちらはヤマアカガエルの卵塊です。
つぶつぶしているので、苦手な人はご注意ください。
ハイイヌツゲ
ザゼンソウ
大きさは10センチほどですので、よーく探してみてください。
シカによる樹皮剥ぎ
最近、那須地域ではクマはもちろん、シカやイノシシの目撃情報や被害も増えてきました。
シカが増えるということは、ヒルが発生するということ・・・気を付けましょう。
今日は、沼ッ原湿原の植物や両生類の様子をご紹介いたしました。
散策する際は、ルールやマナーを守って那須の自然をお楽しみください。
沼ッ原湿原の詳細は・・・こちら
沼ッ原湿原のパンフレットは・・・こちら※那須高原ビジターセンターでも配布しております。
環境省那須管理官事務所のアクティブレンジャーの活動の様子を発信しているブログ「アクティブレンジャー日記(日光国立公園)」もどうぞご覧ください。
(真山さなやま)
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こんにちは!
5月に入りツツジの時期がやってまいりました。
12日現在の開花状況をお伝えいたします。
※新型コロナウィルス感染拡大防止のため、県をまたぐ外出は自粛をお願いしております。
@東公園(とうこうえん)
那須高原ビジターセンターから徒歩数分にある東公園にも咲いています♪
むらさき色に見えるものが“トウゴクミツバツツジ”
ピークは過ぎてしまった様子。
赤くまだ蕾だったものが“ヤマツツジ”
個体差はあるものの、1株に多く蕾をつけていました。
@八幡つつじ園地(やはたつつじえんち)
今回はつつじ吊り橋から周るルート(南側ルート)を確認してきました。
“トウゴクミツバツツジ”
東公園より標高が若干高いため、ちょうど見頃を迎えていました♪
株によってはまだ蕾が残っているものも。
名前の由来のとおり、葉が3枚のツツジです。
トウゴクは関東地方(東の国)に多く咲くことからきているようですよ。
“ヤマツツジ”
八幡つつじ園地には約20万本のツツジが咲きますが、まだまだ蕾でした…
しかし写真の様にぎっしりと蕾をつけている株はたくさん!
これらが一斉に咲くと思うと 開花が待ち遠しいですね!!
場所によってはいくつか花開くものもありました。
トウゴクミツバツツジのおしべが10本なのに比べて、ヤマツツジは5本であること。
葉は5枚つけ、葉にはふわふわと毛が生えております。
見分ける参考になさってください。
他にも
“ミツバアケビ”
“ズミ”
ツツジの足元には“スミレ”をはじめとするカラフルで小さな花たちが咲いておりました。
ツツジは早くても1週間程開花までかかるかと思われます。
(暖かい日、お日様の出る日が続けばですが…)
5月12日現在も全国的に外出の自粛をお願いしています。
おうちでも日光国立公園、那須の自然を楽しんでいただけるよう、こまめに開花状況はお伝えしていきたいと思います。
どうぞお楽しみに!
(牧口)
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こんにちは。
4月が終わり、今日から5月が始まります。
世の中は新型コロナウイルスにより、普段とは違う日々を過ごしておりますが、
自然界の植物は、春を迎え例年通り咲き始めています。
4月25日の八幡つつじ園地の様子です。
まず、一番最初に目に入ってくるのはスミレの仲間です。
この時期のスミレはタチツボスミレが一般的ですが、
これは距(花の後ろにある突起物)が白いのでオオタチツボスミレ
続いて、こちらはつつじの下部の下に咲いていました。
ショウジョウバカマ
名前の由来は・・・
ショウジョウとは、花の色が猩々(しょうじょう)という伝説の生き物の赤い顔の色に似ていること
バカマとは、葉っぱの様子が袴に似ていること
からこのような名前で呼ばれているそうです。
5月に入るとつつじの時期を迎えますが、早咲きのヤシオツツジのみ花を見ることができました。
他の株は、まだつぼみのものや葉っぱが少し開いたものがありましたが、
満開まではまだ時間がかかりそうです。
最後に、八幡つつじ園地の色々なところで地面が掘り荒らされているところがありました。
誰かが畑でも始めるのか!?と思うほどですが、おそらくイノシシによるものだと思います。
散策中、遭遇するかもしれません・・・野生動物には十分お気を付けください。
4月下旬の自然情報ですが、5月に入るともっとお花の情報をお伝えできるかと思います。
コロナウイルスにより自宅待機せざるを得ない状況ですが、少しでも皆様に日光国立公園那須エリアの
自然を感じてもらえたらと思い、引き続き自然情報発信をしていきます。
(真山さなやま)
11/8には二十四節気の「立冬(りっとう)」も過ぎ、那須高原も紅葉前線が山を降りて来ました。
今朝は濃霧の中からジョウビタキのヒッヒッという声がさかんにし、ビジターセンター園地の紅葉もしっとりと美しく見えました。
晩秋ですね。
夕映えもキリっと冷えた色合いの、晩秋の空になってきました。
今年は雨が多く、蛇尾川(さびがわ)から流れが消えません。
那須野が原を通る蛇尾川ですが、ふだんは伏流していて水無川なのですが、今年はそれだけ山が水を持っているということなのでしょうか。
先日11/5、那須ビジから湯元市街地へ降りていく東公園湯元歩道の様子を観てきました。
きれいですね~(⌒∇⌒)
ツツジ類の深紅が、青空に映えます。
東公園の紅葉は、ほとんどがこのアブラツツジのものです。
カエデ類でなくても、十分美しいですね。
那須連山も山頂部は雪が降り、11/5には朝日岳山頂で初の積雪が観察されました。
(「冠雪」は、ふもとから肉眼で確認できたとき、という定義があるので、「初冠雪」には当らないようですが。)
那須高原の紅葉は、本日11/11時点では那須湯本から下が見頃になっています。
紅葉が高原を下り、山から冬が降りて来ます。
(遠山)
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