こんにちは!
6月14日に関東地方は梅雨入りをしましたが、晴れ間も少しありジメジメとした天気になるのはまだ先でしょうか・・・。
さて、今回は那須高原ビジターセンターの姉妹施設である「那須平成の森」のガイドウォークに参加してきた様子をご紹介します。
那須平成の森は平成23年5月に開園した施設で、元々は皇室の別荘である御用邸の一部だったエリアです。
「豊かな自然を維持しつつ国民が自然にふれあえる場所として活用してはどうか」という当時の天皇陛下(現在の上皇陛下)のお考えを受け、宮内庁から環境省に移管され今年で10年となりました。
那須平成の森には2つの森があり、自由散策できる「ふれあいの森」とプログラムでしか入ることができない「学びの森」です。
そして、学びの森を案内してくれるのは、自然と人をつなぐインタープリターの皆さん。
今回は「マルコ」さんが案内してくれました。
まずは森に入って、五感で森を感じる時間。
距離を空けて、マスクをとって深呼吸・・・。
途中には、ミズナラの大木も案内してくれました。
森の中での役割や生き物との関係、森の豊かさなど、「マルコ」さんから色々教えてもらいました。
森の中にはたくさんの木々が生えており、その中でもよく地面を見てみると小さな木の赤ちゃんたちもたくさんいます。
ちょうど梅雨時期で直前まで雨が降っていたこともあり、森の中は水分を含み植物たちは生き生きとしているように感じました。
コースの途中には小さな川もあり、行くときは防水の靴か長靴をオススメします。
那須平成の森フィールドセンターでは長靴の貸し出しもしておりますので、スタッフに声をかけてみて下さい。
那須平成の森になる前の森の話も興味深い話でした。
内容は、ガイドウォークに参加してインタープリターの方から聞いてみて下さいね。
(ここではネタバレになるので控えます。)
途中で面白いものを見つけると立ち止まって、「マルコ」さんはわかりやすくフリップも使って解説タイム。
知識だけでなく、森を歩く体験もあり、非日常の時間を過ごすことができます。
歩いていると「マルコ」さんが何かを発見・・・。
地面をほじってみると、虫から植物が生えているではないですか。
これは、「冬虫夏草」といってキノコの仲間だそうです。サナギタケと言っていました。
森の奥には、ゴヨウツツジの巨木も!
愛子さまの御印の木を、元御用邸だった土地で見ることができるなんて、贅沢ですね。
成長が遅いことで知られているゴヨウツツジですので、この木だと樹齢100年は超えているのではないでしょうか。
今回参加したフクロウルートは、2時間のコースですが、それ以外にもいろいろなコースがあり季節によっても様々な自然を味わうことができます。
ぜひ、那須平成の森でしか味わえない、那須の自然の面白さを満喫してみてはいかがでしょうか?
楽しいトークと豊富な知識であっという間の2時間でした。
案内してくれた「マルコ」さん、ありがとうございました!!
ガイドウォークの問い合わせやお申し込みは、那須平成の森まで。
(真山さなやま)
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