こんにちは!
今回は、冬のお休みを終えて、4月25日に開通しました「沼ッ原湿原」の様子を報告します。
【自然情報収集日】令和7年5月3日
開通したゲート
今は車で奥の駐車場まで行くことが出来ます。
昨年、那須塩原市が株式会社セブン-イレブン・ジャパンと包括連携協定を締結し、沼ッ原湿原の希少野生植物をシカの食害から守るため、関係機関(那須塩原環境ボランティアの会、株式会社栃木ブレックス、環境省日光国立公園那須管理官事務所)が連携し、シカ防除ネットを設置しました。少しでも貴重な植物や自然環境が守られることを願っています。
詳しくは、こちら
なお、沼ッ原湿原に入る際は、扉が閉まっていることをよく確認してください。
ご理解、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
さて、自然情報を紹介いたします。
まず目に入ってくるのは、クロサンショウウオの卵塊
今年はここ数年では雪も多い冬だったので、湿原の水も豊富にあった印象です。
両生爬虫類にとっても貴重な水ですね。
また、アズマヒキガエルやアカハライモリの個体も見ることが出来ました。
アズマヒキガエルの卵もたくさんあります。(※閲覧注意)
続いて、植物も顔を出していました。
ザゼンソウ
去年行った時よりも多く見ることが出来ました。
ショウジョウバカマ
ハルリンドウ
ヒメイチゲ
木道には、クマのうんこらしきもの(時間は経ってますが。)も・・・。
ツキノワグマの生息エリアでもあるので、散策の際は音が出るものを持参したり、
お連れ様との会話を楽しみながら、十分お気を付けください。
木道から見る裏那須の山々も少しずつ雪解けが進んでいるようです。
トイレもありますので、ご活用ください。
これから春のトレッキングシーズンがやってきます。
新緑や彩り豊かな春の花々をぜひご堪能下さい。
(真山さなやま)