こんにちは。
4月が終わり、今日から5月が始まります。
世の中は新型コロナウイルスにより、普段とは違う日々を過ごしておりますが、
自然界の植物は、春を迎え例年通り咲き始めています。
4月25日の八幡つつじ園地の様子です。
まず、一番最初に目に入ってくるのはスミレの仲間です。
この時期のスミレはタチツボスミレが一般的ですが、
これは距(花の後ろにある突起物)が白いのでオオタチツボスミレ
続いて、こちらはつつじの下部の下に咲いていました。
ショウジョウバカマ
名前の由来は・・・
ショウジョウとは、花の色が猩々(しょうじょう)という伝説の生き物の赤い顔の色に似ていること
バカマとは、葉っぱの様子が袴に似ていること
からこのような名前で呼ばれているそうです。
5月に入るとつつじの時期を迎えますが、早咲きのヤシオツツジのみ花を見ることができました。
他の株は、まだつぼみのものや葉っぱが少し開いたものがありましたが、
満開まではまだ時間がかかりそうです。
最後に、八幡つつじ園地の色々なところで地面が掘り荒らされているところがありました。
誰かが畑でも始めるのか!?と思うほどですが、おそらくイノシシによるものだと思います。
散策中、遭遇するかもしれません・・・野生動物には十分お気を付けください。
4月下旬の自然情報ですが、5月に入るともっとお花の情報をお伝えできるかと思います。
コロナウイルスにより自宅待機せざるを得ない状況ですが、少しでも皆様に日光国立公園那須エリアの
自然を感じてもらえたらと思い、引き続き自然情報発信をしていきます。
(真山さなやま)