茶臼岳山麓、那須湯本温泉の上流の谷筋には、その一帯は硫黄ガスが漂い、大小の石が散らばる一角があります。その中でもひときわ大きく、しめ縄を結われた巨石が、「殺生石」です。 「殺生石」は、九尾の狐伝説をはじめ、数々の伝説を今に残し、また文人も多く訪れており、平成26年3月に国指定「奥の細道の名勝地」に指定されました。 「殺生石」の周辺は、那須温泉神社や千体地蔵などのスポットをつなぐ散策用の木道が整備され、気軽に散策することができます。